Windowsユーザーだと馴染みがありませんが、Macでは⌥(Option)や、⌥と⇧(Shift)を押しながら入力することで代替文字を打つことができます。



WindowsでもShiftを押しながら数字や記号のキーを押すと普段と別の文字が打てますよね。それがさらに拡張されたイメージです。
たとえば、こういう【隅つきカッコ】とかは入力頻度も高いので、変換不要で直接入力できると嬉しいですよね。
Macでは、⌥(Option)を押しながら、数字の8や9を押せば【】になります。これ、めちゃくちゃ便利じゃないですか?
⌥(Option)による代替文字の一覧



ということで、代替文字の一覧表を作ってきました。
- キーの手前に小さく書いてあるのがWindows用JISキーボードの印字
- 黄色は「⌥(Option)を押しながら」という意味
- ピンクのキーは入力方式で挙動が変化
- 左側が英数入力、右側がかな入力に対応
この中で汎用性が高そうなものをあげるとすれば以下でしょうか。
【】 | 使用頻度が高い |
… | 使用頻度が高い |
≠ | 地味に便利 |
¥ | ¥をホームポジションに近いキーで打てる |
\ | Macだとこの方法でしかバックスラッシュを打てない |
“ | 必ずクォーテーションの開始側になる |
‘ | 必ずクォーテーションの開始側になる |



個人的にクォーテーションマークの向きは絶対に揃えたい派です。
⌥⇧(Option+Shift)による代替文字の一覧



同じように作りましたが、こっちは汎用性が高いキーがそこまで多くはないです。
先ほどの開始クォーテーション(“‘)に対応する形で終止クォーテーション(”’)が用意されています。同じキー大して⇧の入切で切り替わるので覚えやすくていいですね。



Appleマークが打てるのは面白いかもしれません
紹介した画像をよく見比べると分かりますが、キーによって代替キーがどこまで用意されているかはまちまちです。
代替文字のパターンは全て覚えるには複雑すぎる
代替キーが3パターン(⇧・⌥・⌥⇧)と入力モード(英数・かな)があるので、キーによっては8種類の候補が存在します。
かな | 英数 | |
通常 | 「 | [ |
⇧ | 『 | { |
⌥ | [ | ‘ |
⌥⇧ | { | ’ |
かな | 英数 | |
通常 | _ | _ |
⇧ | _ | _ |
⌥ | ` | ` |
⌥⇧ | ` | ` |
下のパターンでは、かなモードで入力しても「`」が半角で入力されたりなど、網羅的に全てを覚えるのはかなり大変そうです。



上で紹介した有用性の高そうな代替キーだけをピンポイントで抑えるのがいいでしょう
クォーテーションの開始と終止について
クォーテーションマークの向きと読んで、「なに言ってんだコイツ」と思われた方のためにちゃんと説明しておきましょう。
実は、などと勿体ぶるまでもなく、 “ と ” は違います。小さいと見えにくいので、ちょっと見やすくしましょう。
「“」と「”」です。



ほら、向きが違いますよね。
人によっては「細かすぎ!」と思うかもしれませんが、「神は細部に宿る」と言いますから今日から気を付けてみるのはいかがでしょう。
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