Markdownに触れたキッカケ
先日、どうせ世の中に発信するのであればもっと多くの人の目に触れる可能性の高いであろうQiitaに投稿をしようとして、いきなりMarkdown記法というのにぶち当たりました。
たとえばHTMLなら見出しをつけるときに<h2>見出しタイトル</h2>
みたいに記述するところをもっとシンプルに## 見出しタイトル
というような書き方ができる記法です。
これまでの人生で「マークダウンに対応」みたいな文字列は、思い返してみると何度も目にしていたはずなのに実際に必要な状況に立たされないとちゃんと認知できないということを改めて体感した次第です。
(参考:「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!)
Markdownってスゲー
QiitaでMarkdownによる記述に挑戦してみたところ、すぐに感じたことがあります。



これ、クソ便利やんけ……
なんというか元の記述はあくまでテキストベースなので、Markdownに対応した表示ソフトさえあれば環境に依存せず構造を伴った文章を書けるという点が素晴らしいと思いました。
もちろん、それはHTMLでも可能ですが、普段使いするにはあまりにも重厚で直接書き下すには向きません(だからこそWordPressのようなCMSが生まれるのでしょう)。
WordPressは標準でマークダウンに対応している
今じゃブログと言ったらWordPressというレベルなので、WordPress自体の説明は省きます。
どうも2018年の12月にWordPressはバージョン5.0になり、旧エディタから現在のGutenbergエディタに刷新されたという経緯があるらしく。Markdownへの対応もその時点で行われたとのことです。
この記事からさっそく試してみていますが、見出しの設定とかいちいち「+」マークから押さなくても、
## 見出し1
本文を書く
## 見出し2
### 小見出し1
本文
>
引用内容
というような形でキーボード入力だけで書式設定をゴリゴリ付与して書くことが可能という素晴らしさたるや。



恐ろしく速い執筆……俺でなきゃ見逃しちゃうね
【参考】キーボードショートカット
ちなみに、WordPressエディタではスラッシュ「/」を入力するとブロック要素の候補が出現するという仕様も覚えておくと効率的でしょう。



ちなみに管理人はこの仕様、入力画面に書いてあるのに気付いていませんでした(アホすぎる)。






これもスコトーマなのか……
\(\LaTeX\)も便利だと思った
これもまた、さらに今更という感じですが、Qiitaの入力画面は\(\LaTeX\)形式で数式が入力できるようです。
ぐちぐち説明するより見た方が早いですね。
\(\log{x^{52}}\) #こんなふうに書く
\(log{x^{52}}\) #こんな表示になる
学生自体からとかくOfficeソフトという環境だったので、\(\LaTeX\)も「聞いたことはあるけど環境構築が面倒そう」という理由でちゃんと調べてきませんでした。
今回それがQiitaの投稿でMarkdownと似てる感じでなんか便利そうと思い試してみたところ、やはりこうなりました。



なんやこれ……クソ便利やんけ(2回目)
これまで使ってこなかったことを100万回くらい後悔しました。
「世の中の学生は今すぐWordをアンインストールして\(\LaTeX\)で論文を書け」と言いたくなるくらいのレベルです。
【参考】WordPressで\(\LaTeX\)を使うには
Qiitaと違って、WordPressは標準では\(\LaTeX\)記法に対応していないので、プラグインを導入する必要があります。

どうもQiitaの\(\LaTeX\)はMathJaxというシステムらしいので、同じと思われるプラグインを今回導入しました。このあたりの内容はまた別の記事にまとめようかと思います。
このブログではこれまであまり数式を登場させる機会はありませんでしたが、最近、競技プログラミングに手を出し始めたので日の目を見るのも近いかもしれません(アルゴリズムに漸化式などがバリバリ出てきそうなため)。
$$\frac{\pi}{2}
=\left( \int_{0}^{\infty} \frac{\sin x}{\sqrt{x}} dx \right)^2
=\sum_{k=0}^{\infty} \frac{(2k)!}{2^{2k}(k!)^2} \frac{1}{2k+1}
=\prod_{k=1}^{\infty} \frac{4k^2}{4k^2 – 1}$$



これをキーボードから書き下せるとか\(\LaTeX\)天才すぎる
この記事のまとめ
人類は皆Markdownと\(\LaTeX\)を使うべき。
特にWordPressでブログ書いている人は時間効率のためにもMarkdown記法だけでも覚えるといいと思います。
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