Mac miniを悩みに悩み抜いて2020年5月3日に購入したのが前回の記事でした。
今回は、購入後の環境構築を経験してMacの勘所や魅力が色々とわかったので、記憶が新鮮なうちにレビューをしていきます。
結論から言うと、もしあなたがiPhoneユーザーならPCは絶対Macにしたほうがいいです。



とはいえ、今まで完全なるWindowsユーザーだった私は、初めてのMacに最初は不安だらけでした。
- Macを使ったことはないけれど、Windowsから移行してみたい。
- でも、Macについて知らなすぎるので最低限なにを知っておけばいいのかすらわからない。
今回は、私が直面してきたこうした疑問を解決すべく、Mac購入&導入レビューを行なっていきます。
以下のポイントを解説していく予定です(今回は前編として購入前の準備段階までを解説します)。
- どのMacを買うべきか
- キーボードやマウスなどの付帯機器はなにを揃えればよいか
- 購入後にしておくべき初期設定
- スムーズにMacを使うために覚えるべき操作
Windowsからの初Macに最も適した機種は?



まず、Mac導入するには買う機種を選ばなくてはいけません。
2020年になって以下の2大エントリーモデルのコスパが大幅に良くなっていますので、基本的にはどちらかを選ぶことになるかと思います。
Macを外で使いたい場合
カフェで使うなら、MacBook Airしか選択肢はありません。
あまりないかと思いますが、オフィスか家でしか使わないというのならばMac miniを持ち運ぶというのも不可能ではありません。十分カバンに入るほどコンパクトです。
Macを家でしか使わない場合
家のデスクで使用するのがメインの場合は、今使っているWindowsがデスクトップかどうかで少し選択肢は変わると思います。
Windowsデスクトップ機がある場合
普段はWindowsでもデスクトップ機を使うという方は、Mac miniを選びましょう。
Mac miniではモニター等を別に買わないという点がネックですが、すでにWindowsでデスクトップを使っているならそのコストを抑えることが可能です。
詳しくは後述しますが、基本的にあなたがすでにWindowsデスクトップ機を持っているなら、Mac導入にはMac mini本体さえあれば全て事足ります。
Windowsデスクトップ機がない場合
Mac miniを使うには、モニター・キーボード・マウスの準備が必須です。
Windowsノートしか持っていない場合は、基本的にこれらを追加で新調する必要が出てくるので、初期投資を抑えたい場合はMacBook Airという選択肢もなくはありません。
ただ、多少高額になってもモニター等はWindowsでも兼用すれば作業環境は大幅によくなりますので、私はMac miniを推します。



持ち運ばないなら、正直Mac miniは最高の選択肢だと思います。
Macでも付帯機器はWindows用がそのまま使える



見出しが結論になってますが、MacでもWindows用の付帯機器が問題なく使えます。
MacBook Airはビルトインなので無視して、Mac miniについて解説します。
- キーボード
- Windows用で全く問題なし
- マウス
- Windows用で全く問題なし
- モニター
- HDMIまたはusb-cでの接続に対応したものがあればOK
(それ以外は別途変換アダプタが必要)
- HDMIまたはusb-cでの接続に対応したものがあればOK
キーボードもマウスもWindows用を繋ぐだけで使える
ネットを検索するとWindowsとMacでは使用しているキーが一部異なるので、外部ソフトが必要なんて記事がたくさん出てきますが、純正状態で繋ぐだけで基本的な操作はすべて可能です。



Macしか使ってこなかった人がWindowsキーボードに変えると、一部挙動が違うので気になると思いますが、WindowsからMacに行く人ならなんの問題もありません。
私は、電源初投入後の初期設定からWindowsキーボードで、この投稿もMacからですがWindowsキーボードを使っています。
MacはOS純正の設定から修飾キーのバインドが自由に変えられるので、配置が違うから使いにくくて困るということもありません。
モニターはフルHDで全く問題なし
MacといえばRetinaディスプレイですよね。Retinaにするには4Kモニタが必要です。
そのため、ネットでは4Kは必須というような勢いで紹介している記事が多いですが、これはMacユーザーが新たにモニターを購入するから出てくる話です。
Windowsから移行する場合は、Retinaの綺麗さなんてそもそも知らないのでフルHDでも十分幸せになれます。



実際に私は今もフルHDのモニターを使用しています。
Macはフォント表示も綺麗ですし、フルHDでもWindowsより遥かに美しく見えますよ。
Windowsのモニターを流用する気を付けるポイント
ひとつだけ言っておくべきことがあるとすれば、入力端子はHDMIまたはUSB-Cにしたほうがいいです。それ以外だと変換アダプタが必要になります。
変換アダプタはそこそこ高価なので、アナログのVGA入力しかできないモニターをアダプタ噛ませて使うくらいなら、新しいモニターを購入したほうが幸せになれると思います。
ご覧いただいている通り、結構なお値段です。一方で、モニターは最近どんどん安価で高品質なものが売られている傾向です。



個人的にモニターはスタンドの自由度が高いDELLを推しています。
機種によっては「ドット抜け保証」があったりとオススメです。
モニターは1台しか繋がないならHDMI接続のもので十分です。Mac miniにはHDMIポートがちゃんとついています(しかも4K60fpsに対応するHDMI2.0)。
一方で、以下の場合はUSB-C接続のモニターを検討したほうが良いと思います。
- デュアルモニターで使いたい方(HDMIだと出力端子が1個で足りない)
- 持っているWindowsノートがUSB-CのAltかつPDに対応している方
(ケーブル1本で外部ディスプレイに出力しながら充電もできるようになる)
Mac導入までにすべき準備まとめ



WindowsユーザーがはじめてのMacに移行するためしておくべき準備は以下の通りです。
ない。
(Windows用アクセサリをそのまま使えばOK)
そうなんです。実はMacだからといって特別に必要なものなどありません。



とにかく注文して、待てばOKです。
強いて挙げるとすれば、Macを買うならiPhoneだけじゃなくApple Watchがあった方が絶対にいいです(後編で紹介します)。
逆にiPhoneもApple Watchも持っていない人がMacを買うのはちょっともったいないと思いますね。それならWindowsで十分でしょう。
Apple Watchは昨年2019年にSeries 5が発売されてSeries 3が一気に安くなりました。安さを求めるならSeries 3でも十分ありじゃないでしょうか。実際、コスパはいいと思います。



Apple Watchには画面の大小とCellularの有無で4種類あります。
私が持っているのはSeries 4の画面が小さい40mmのGPSモデル(1番安いやつ)ですが、これで十分すぎます。
この構成は最軽量なので、細腕の自分は、これでいいというより、むしろこれがいい。
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