WindowsからのMacデビューでMacBook AirとMac miniどちらを買うべきか徹底的に検討する

MacBook Air vs Mac miniITリテラシー

MacBook Air 2020とMac mini 2020はリリースが同時期で価格帯もエントリーモデルとして同じような位置付けです。

これまではほぼWindows機しか触ってこなかった私ですが、上記2機種のような手が出しやすいモデルが登場し、Mac初導入を企んでいます(→2020年5月3日にMac miniをポチりました!)。

タナイ
タナイ

手が出しやすいとはいえ安い買い物ではないので、悩んでいるうちに1ヶ月くらいが経過……

これまでMacを使ったことはなく今回を機にトライしようと考えてはいるものの、私と同じように手をこまねいている方も多いのではないかと思います。

私が徹底的に検討してきた過程が参考になればと思い記事にすることにしました。

後悔のない買い物をするために

検討するにあたって考えるべき項目をまず簡単に整理しておきます。

  1. どんなものか
  2. ほしい理由
  3. 代替可否
  4. 得られるメリット
  5. 購入によるデメリット
  6. 購入候補の比較
  7. いま持っているものとの比較
  8. 入手手段

ざっとこのあたりを念頭に見ていきます。

ちなみに私は衝動買いが多いので、基本的には「どうしたら買わなくて済むのか?」あるいは「どうやったら同じことが安く実現できるか?」ということを考えています。

以前のエントリでその話題について書いています

MacBook AirとMac mini

まず、今回購入を検討しているのが、Apple製PCのMacシリーズであり、候補は以下の2機種です。

ちなみに、Macは同じ名称でも大きく分けて以下の2つがあります。

Macの種類
  1. 標準パッケージ
    • 量販店や一般の通販サイトでも販売され、数種のグレードがある
  2. カスタマイズモデル
    • Apple公式通販サイトでのみ購入できる

上記のAmazonリンクは、標準パッケージの最廉価モデルのものです。

ここから価格を上乗せすることで、標準パッケージのミドルグレードや、オーダーメイドのカスタマイズモデルにすることが可能です。ただし、その価格はパーツ単体の市場価格で見たときよりも基本的にはかなり高価です。

タナイ
タナイ

巷では「Apple価格」と呼ばれていたりもします。

また、標準パッケージではCPUやメモリ容量を自由に選んだりすることができませんが、たとえばAmazonやビックカメラ等の通販サイトでポイントがつくという利点もあります(このあたりは後述します)。

MacBook AirとMac miniの2機種はMacの中では廉価なモデル

ちなみに、Mac全体の中で上記2機種がどのような立ち位置かも軽く見ておきましょう。

2020年5月時点のMac現行機種
  • デスクトップ(ディスプレイ別体)
    • Mac mini
    • Mac Pro
  • デスクトップ(ディスプレイ一体)
    • iMac
    • iMac Pro
  • ノートブック
    • MacBook Air
    • MacBook Pro(13インチ)
    • MacBook Pro(16インチ)

今回あげた2機種の他に、iMacというディスプレイ一体型のモデルも販売されていますが、Windowsも仕事で使うという都合上、モニタを共有化できなくなるため候補から外しています。

また、基本的にProと銘打ってあるモデルは同一カテゴリ内のフラッグシップモデルです。Mac Proにいたっては最廉価となる構成でも60万くらいしますので、一般人がおいそれとポンポン買えるような値段ではありません。

Macをほしい理由

まず、ほしい理由(=買う理由)が明確でなければいけません。

考えた結果、私がMacを買おうと考えている理由は、だいたい下記に集約されるということがわかりました。

  • Swift開発環境
     iPhoneアプリを作りたいので、Macが必須
  • 単純な物欲
     むこう2年くらいは新しめの機種を持っているという満足感
  • Mac体験そのもの
     ここまで広く流通しているMacを体験していないこと自体が損失
  • Airdrop
     iPhoneを所持しているのにWindowsだとAirdropが活用できないという損失
  • Apple Watchの活用
     Apple Watch持っているのにパスコード入力省略等を活用できないという損失

もっとも実現したいのはMacによる動的なiPhoneアプリ開発です。

ただ、そのために10万円以上のお金を払う価値があるかという点が重要ですよね。

代替可否

まず第一に考えるべきは代替手段がないかの検討ですが、残念なことにiOSアプリの開発環境としてMacは必須なようです。

また他にあげた点についても「単純な物欲」以外は、Macでしかできない内容になっています。

もう少し深掘りするなら、「なぜアプリ開発はiOSでなければいけないのか?」などにも発展しますが、いまAndroidを持っていないので自分が使えないアプリ開発しても意味ないということで代替不可としました。

また、他の理由についても、仮にAndroidに買い換えるという廉価的な手段では、MacとiOSほどの親和性はないのでこちらも実現不可としています。

得られるメリットを定量化する

最終的には、購入によって得られるメリットを全て金額または時間に換算して定量的に比較をすることが重要です。

そうしないと、「買いたいから買った」という感じになってしまい、最悪の場合は「買ったのに使わない」まで発展します。

タナイ
タナイ

購入前に得られるメリットを定量化し、記録に残しておくことで、ちゃんとメリットを発現しているかどうか意識が向くので買ったものを最大限使い切ることにつながります。

では、今回ほしい理由だった「iOSによるアプリ開発」のメリットはどうでしょうか。

私は過去にVBAを独学してきた結果、副業として月30万以上を稼げるようになったという経験があります。自己投資することで将来的な時間を買うこともまた大事だという人生観をもっています。

もちろん買ってからすぐに稼げるようになるわけではありません。『取らぬ狸の皮算用』にならないよう、今回は3年後に(月30万といわず)、月5万稼げるスキルが身に付くと少なめに見積もります。

VBAは4年間の独学で単月30万稼げるようになりましたし、売り出すノウハウも蓄積されてきていますから、あながち不可能ではないでしょう。

メリット発現の期間をどうおくか

パソコンの減価償却で定められる耐用年数は4年ですので、これを基準に考えていきましょう。

4年間使用するとして、先ほどの仮定でいくと、最初の3年は0円、最後の1年は60万の売上を生み出すことになりますね。

ほしい理由として他にあがっていたAirDropやApple Watch連携による時間削減効果もザックリ見積もりましょう。

AirDrop時間削減効果

ファイル移動:180秒→30秒=▲150秒
作業頻度:1週間2回=4年で416回

4年間の削減効果:150秒×416回=17時間

Apple Watch時間削減効果

ロック解除:3秒→0秒=▲3秒
作業頻度:1日10回=4年で14,600回

4年間の削減効果:3秒×14,600回=12時間

合わせて29時間でした。思ったより多くないことも分かりました。

私は時間単価3,500円以上で副業の案件を受けていますので、金額に換算すると約10万円ですね。見込み利益と合わせて約70万円の価値があることが分かりました。

タナイ
タナイ

少なくとも、私の使い方なら日常使いをMacにするだけで端末代金程度は時間メリットがあるということです。

デメリットの定量化

いくらMac購入で70万円のメリットが見込めるといっても、実際には他のことをやれた時間にMacへ注力することになります。

Macに注力してしまうことで他にもっと出来たことが出来なくなってしまわないかということにも留意する必要があります。

Mac購入により失われる時間

基本的にPCを買うと環境構築に時間がかかります。しかも、今回はWindowsではなくてMacなので、操作系を覚えるのにも時間がかかるでしょう。さらにSwiftによるアプリ開発をするなら、その学習時間もかかります。

こうして見込まれる消費時間のうち、やりたくないことがあるならデメリットとして引くべきです。たとえば、あなたが「PCの初期設定は面倒で苦痛だ」と思うなら、少なくとも3時間くらいは人生の時間を失うものとして計上したほうがいいでしょう。

タナイ
タナイ

たった1度しかない人生を『やりたくないこと』で埋め尽くすのは賢明ではありません。

せっかく買ったお気に入りのノートに墨汁をぶちまけているような行為です。

ちなみに、私は真剣に考えましたが、損失は0としています。

頼まれなくてもPCのセットアップやプログラミング学習をするような人間ですし、Macがなくても同じようなことにコミットするので変わらないだろうと思いました。

タイミングの良し悪し

また、メリットがあるとしても「いま」買うことが最適なのか、という問題もあります。お金はローリスクな投資に回せば年率2%くらいは増えていきます。4年間で見ると10万円の元手なら8,000円程度の価値になります。

購入するものの額が大きくなれば大きくなるほど、この効果額は大きくなります。

人間というのは不思議なもので、スーパーでお肉を買うときはたった数十円の違いでも安い方を選ぶのに、数万円する車のオプションを決めるときはディーラーに勧められるまま、「せっかく高い買い物をするんだから付けといた方がいい」みたいな基準でなんとなく選んでしまったりするのです。

本来は、車のオプションならお肉の1,000倍以上の重要度になります。これはPC購入時のオプション選定でも一緒です。お金を適切に使って豊かな生活を送るには、お肉のような細かいところではなく、高額な買い物でこそ神経を使いましょう。

惰性で高額なオプションをつけることなく、ちょっと我慢して、その額を運用して出た利益を確保しながら買う方がよっぽど賢明です。しかも、商品というのは年々改良されますから、もっと安くて良いものが後から出てくる可能性だって大いにあります。

タナイ
タナイ

後でもいいなら極力、後にするというのが大事です。

また、「後には付けられない」系も冷静さを失う大きな要因です。車で言うならメーカーオプションです。

今回のMacでは、CPUやストレージなどは後から交換できません。しかし、CPUアップグレードはそれだけでも2〜3万ほどかかります。「後から後悔しても遅いから」という理由で買いたくなる気持ちは痛いほど分かりますが、ここも冷静に比較・分析して決めるべきです。

購入候補どうしの比較

このあたりは、note記事で真剣に比較しているので参考にしていただきたいと思います。

結論としては、私の使用環境ではMac miniを選ぶべきだということになりました。

いま持っているものとの比較

Mac miniにすること自体は決まったとして、どのグレードにするかはかなり悩みました。先ほどのオプション選定の話でもあったように、油断すると高いグレードを選んでしまいがちです。

そこで、私が現在使っているWindowsノートPCにスペック的な不満が全くないことから、そのレベルを上限として選定することにしました。具体的な指標としては、Cinebenchおよび、Geekbenchスコアを判断基準としています。

このように、背伸びしすぎない条件を置くことが重要です。

つい「必要になるかもしれない」と思って性能の良いものを選びがちですが、必要になったらそのとき対策を考えるのでも遅くありません。そもそも、安い方でもなんとかなりそうだから悩むのであって、明らかに必要な要件はそもそも悩みすらしないということをよく認識する必要があります。

Geekbenchスコアの比較

LIFEBOOKとMac miniのGeekbenchスコア比較

シングルコア性能で若干Mac miniが劣るものの、マルチコア性能では優っています。ちなみにCPUをアップグレードしてCore i5にするとマルチコアのスコアは5000超になりますが、今の私には過剰スペックだということもわかります。

いずれ必要になるのかもしれませんが、その頃にはもっと廉価に同等の性能が手に入るのがコンピュータ業界なので、気にしない方が良いです。基本的に、1世代前の良い機種がコスパいい傾向にあります。

メモリはMac miniの場合、増設が可能なので最低構成で良いでしょう。同様に、SSD容量も後から外付けで増設可能なので、「必要になれば買い足す」というのが結論になりました。

入手手段の検討

まず考えるべきは、中古と新品いずれで購入するかということです。

中古販売

中古での購入方法は以下のような方法があるでしょう。

中古Macの購入方法
  1. 「メルカリ」「ラクマ」「PayPayフリマ」などのフリマサイト
  2. 「ヤフオク」などのオークションサイト
  3. 「じゃんぱら」などの中古販売業者
  4. 知人からの購入

まず、真っ先に探すべきは知人です。売りたい人がいるなら、これが基本的には最も安く買えるでしょう。販売による中間マージンがなくなるので、双方にWin-Winの売買ができます。

他の3つは、売っている人はどのサービスでも登録しているのが普通なのでメルカリだけ見ておけばだいたいは事足ります。PCというジャンルに限っていうなら、PC好きな人はメルカリの出る前からヤフオクなどを使っているケースが多いと思いますので、もしかしたらちょっと掘り出し物があるかもしれません。

とはいえ、Macのリセールバリューはかなり高く、最新機種はそこまで出回らない(買い替えによる型落ち放出が多い)ので、最新機種に限って言うなら新品を買っても価格的にあまり変わらないケースも多いです。

私は今回2週間くらい中古市場をウォッチしましたが、魅力的なMac miniは出てこなかったので断念しました(CPUまたはメモリのアップグレード済みで最廉価モデル同等の価格のものがあれば購入したと思います)。

新品を購入する場合

新品での購入であれば以下の方法が一般的です。

新品のMac購入方法
  1. Apple公式
  2. Apple認定整備済品
  3. Amazonやビックカメラ.com等の一般通販サイト
  4. 実店舗

まず、Apple認定整備済品に希望の商品がないかを探してください。厳密には新品ではないですが、新品と同様の検査を通過したリフレッシュ品が新品の15%オフ程度で買えます。

ただ、ここはみんな狙ってるので滅多にお目当ての商品は入りません。最新機種ならなおさらです。型落ちならチャンスもあるかと思います。

タナイ
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現実的な最適解は、一般通販サイトでの購入でしょう。

導入部分でも軽く話しましたが、標準パッケージであれば一般の通販サイトが利用できます。

つまりポイントが付くぶん実質価格が安くなります。だいたいMac miniなら5%つくのでかなり大きいです。

Amazonもビックカメラもヨドバシも基本的にはポイント横並びですが、今回私はビックカメラのポイントがたまたまあったのでビックカメラを使いました。

もし、ビックカメラのポイントがなかったとしたら、取り扱う商品ジャンルの広いAmazonポイントのほうが汎用性は高いので、私はAmazonを使うと思います。

Mac miniとMacBook Airでどちらを選ぶべきかの結論

一部、別記事の内容も含まれますが、以下の状況であればMac miniにすべきだという結論になりました。

Mac miniを選択したほうがいい環境
  • モニター、キーボード、マウスを所持している(Windows用でOK)
  • 基本的に持ち運ばず、クラムシェルで使用する
  • iPhoneとApple Watchを持っている

実際に買って使ってみた感想は別の記事でまた書きますが、結論、めちゃくちゃ買ってよかったです。控えめに言って最高です。

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