Pythonを初めてインストールしてから3日で5万稼いだ話をします。
対価発生までの時系列



私は毎晩、その日にやったことを簡単に振り返ってツイートしていますので、それで時系列を確認してみましょう。
8月1日に「Pythonインストールした〜」とか寝ぼけたこと言ってて、8月5日には「前日にクライアントからの検収通った」と書いてるので、たぶんその前日の8月3日とかに納品物は作り終わっていると思います。



Pythonでプログラムを書いて対価をもらったんだから私はもうPythonのプロですよね(大バッシング必至発言)
インストールすら未経験



言っておきますが、私はPythonをインストールしたことすらありませんでした。まあ細かいこと言うとMacだとPython2系はデフォルトでインストールされてるっぽいので、語弊がありますが。
もちろん今回使用したのはPython3ですし(3.8.5だったかな?)、Python2系も起動すらしてこなかったですよ。
で、そこからとりあえずQiitaの記事とか読みながらインストールだとか必要なライブラリを見繕って、exe化する手段を調べて、サラッと書いて終わりです。
Pythonの文法すら全部知りません。今回に必要だったのはほんの一部で、ありきたりなものくらいじゃないでしょうか。



ループ、条件分岐、例外処理、クラス、変数、配列、ハッシュとか?そんくらいです
細かい仕様は知らないけど、他の言語とだいたい一緒でしょ、くらいしか見てないです。
ふだんVBAが多いので外部モジュールのインポート周りは少し仕様が気になって調べましたけど、別に動かすという観点から言うとそれすら必要な工程ではありませんでした。
努力の量と対価は比例しない



こういうこと書くと「そんな慣れてもいないものでお金を取るとか世の中ナメてんのかクソガキ」みたいなことをいう人いると思うんですが、自分は全くそうは思いません。
どんだけプログラム書けても1円にもならないなら意味ないし、逆にほんの少ししかできなくても顧客が求めたことが実現できて対価が発生するならそれが正義じゃないですか?
みんな何かしたときにお金をもらうことを恐れすぎだし、何もしてないのにお金をもらうことに抵抗がなさすぎだと感じます。
たとえば、こういう人を最近よく見かけないですか?



今日は○○時間プログラミングの勉強しました!
プログラミングを勉強した時間で考えてる時点でセンスないだろと思いますよね。プログラムというのはあくまでやりたいことを実現するための手段であって目的ではないと私は思うわけですよ。
だから、たとえ勉強時間が3分だろうが今すぐ10万払ってでも問題を解決したいって人の助けになるなら対価は発生して然るべきだし、寝る間も惜しんで血の滲むような思いで毎日プログラミング勉強したところで誰の助けにもならないなら1円も発生しなくて当然じゃないか、ということです。
モテない男性とか恋愛慣れしてない男性によくある頼まれてもないのに女性に親切な行動をとってキモがられるってパターンと似たような印象を受けます。逆に普段は多少そっけなくても超困ってる時にすかさず助けてくれたって人のほうがよっぽど喜ばれるみたいな。
最後に



と、ここまで散々煽り倒してますが、前提条件としてプログラミングは初めてじゃないし、プログラムを書いて対価をもらったのも初めてじゃないです。誰でも3日で5万は無理です。
もうちょっとカラクリを打ち明けると、5万といっても最初からPythonでやるといって単体で5万の案件をとったわけではありません。別の言語ベースでいくつかの要望がパッケージになった案件で、その中の一部についてクライアントから「この内容さえ実現できるならやり方は完全にお任せします」と言われたので、じゃあ新しいことやろうかなと思って作りました(金額は総額を要件数で単純に割りました)。
タイトルも引きの強い煽りがアクセスにどれくらい影響するのか調べたくて試しに書いてみた程度なのであまり間に受けると死にますし、完全初心者が3日で5万を稼ぐのはかなり難しいと思います。仕事としてやってない時期も含めると、私も曲がりなりになんだかんだ8年くらいはプログラム書いてきた人間なので。
ただ、3日は無理にしても、今回私が作ったものを作るくらいの知識ならそこそこ短期間でマスターできるんじゃないかな、という感覚はあります。正直、自分が大学生の頃から困っている人に解決という価値を提供すれば対価が発生するという極めて当たり前の事実にフォーカスしていればスキルにならない長時間のバイトとかせずにやっていけたんだろうなあと思って後悔しています。
なので、そんな過去の自分と同じような状況にある人が少しでも前進すればいいなと思いシリーズ記事を書きはじめています。今回ちょっとでもPythonに興味を持った人がいれば読んでみてください。こっちはちゃんとした記事です。
余談
自分は人にこんなことあったよ!とかこんなにいいものがあるよ!ってブログじゃなくても友人相手に勝手に啓蒙活動を自然としちゃうタイプだし、クライアントから「ここまでできるなんて!本当にありがたい!」とか言われるとドチャクソやりがい感じるタイプです。
だから、発信したりプログラムを使って何かをするっていうのが大好きなんですよね。
で、そうじゃないのに無理してプログラミングとかブログとかを稼ぐの目的にしてやるのってすごくモッタイナイと思います。プログラミングもブログもすごく流行ってますけど、絶対に、確実に向いてない人はいます。
たとえば自分は運動神経良くないんですけど、仮に毎日2時間子供とサッカーしたら年収1000万、という条件でもやりたくないです。なぜってサッカー嫌いだから。
つまりどういうことが言いたいかというと、読書感想文が苦手だった人はブログなんてやらないほうがいいし、Excelの関数考えるの大変だし直接入力でやっちゃうみたいな発想をしちゃう人はプログラミングはやめといたほうがいいんじゃない、ってことですね。
ぜひ、そのあたりを見極めてブログやプログラミングに挑戦してみてください。
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